IT業界で働くなら誰もが知っている有名な国家資格『情報処理技術者試験』。
その中の初級として基本情報技術者試験、中級として応用情報技術者試験は合格しろと、1年に1回以上あるスキル面談などで上司にうるさく言われることもありますよね。
そもそも応用情報技術者試験の資格って持っていた方が良いの?って思われるかもしれません。
目次
応用情報技術者試験には合格しておくべき?
応用情報技術者試験には合格しておくべきかですが、合格しないよりはしておいた方が良いですが、必須とも思いません。
現に上司や先輩でも応用情報技術者試験(旧ソフトウェア開発技術者試験、第一種情報処理技術者試験)に合格していない人は多いからです。
確かに会社によっては応用情報技術者試験に限らず資格を取得するメリットがありますが、年齢が若くない限り転職に有利になるわけでもないですし、不合格だとせっかくの日曜日の休日も報われずもったいないです。
応用情報技術者試験に25歳以下で合格しているならすごいと思われるかもしれません。中小企業など会社によっては20代でも評価してくれます。
ただ、30代以上では何とも思われないことが多いですし、むしろ30代なら上級である高度資格のシステムアーキテクト試験などに挑戦した方が良いです。
とはいえ、会社によってはメリットや取得しておいた方が良いのでお伝えします。
応用情報技術者試験をとるメリットは?
応用情報技術者試験をとるメリット・取得しておいた方が良い点は以下があります。
- 給料が増える
- 昇級するのに必要
- 上司などにうるさく言われない
- 年齢が若ければ面接で評価してくれる企業もある
一つずつ説明します。
給料が増える
IT企業であれば給料が増えることが多いです。
資格手当として月1万円~2万円ついたり、一時金として2万円だったり、金額は企業によります。
資格を重視している企業ならより評価してくれるはずです。
昇級するのに必要
資格が昇級する条件の企業があります。
持っていないと絶対に昇級しないというわけではないと思いますが、昇級する条件に資格がある企業の場合、持っていた方が良いです。
それに、昇級することで結果的に給料も上がります。
上司などにうるさく言われない
スキル面談などでいちいち上司にうるさく言われませんし、先輩ならまだしも後輩が合格しているといろいろ面倒です。
高度試験の場合、難しいので合格していなくても仕方がない部分はありますが、応用情報技術者試験はちょうど良いので立場的にも持っていると便利です。
年齢が若ければ面接で評価してくれる企業もある
企業によるのが前提ですが、年齢が若ければ転職面接で評価してくれる企業は多いです。
特に25歳以下だとかなり評価してくれますし、25歳を超えてたとしても20代であれば基本的に評価してくれます。
資格取得率をアピールしているような資格取得に力を入れている企業であれば20代でなくても、あるに越したことはないですし、即戦力(職歴)重視を狙っている企業でなければ転職で有利になる可能性もあります。
応用情報技術者試験に合格できる気がしない場合は?
給料や上司などにうるさく言われないために応用情報技術者試験に合格しておいた方が良いですが、合格できる気がしないと思われるかもしれません。
応用情報技術者試験に合格できる気がしない場合は、代わりに別の資格にチャレンジしたり、うるさい上司がいない部署に異動します。
プログラミング言語の試験だったり、データベースの試験だったり、試験にもいろいろあるので別の試験に挑戦するわけです。
どうしても応用情報技術者試験でなければいけないなら、うるさい上司がいない部署に異動するなど逃げれば良いだけです。
とはいえ、私自身応用情報技術者試験に10回以上不合格な経験がありますが合格することができたので、挑戦し続けていればいつかは合格できます。
資格を取得しても何も褒美がなかったり、上司がうるさくて嫌な場合、転職すれば良いです。
一時金でなく資格手当をつけている企業など様々な企業がありますので、今の企業より条件面が良い企業もあるはずです。
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