基本的知識・技能である基本情報技術者試験の次は、中級な応用的知識・技能である応用情報技術者試験に進みやすいですが、その次が悩みますよね。
目次
応用情報技術者試験の次に資格をとるなら?
応用情報技術者試験の次に資格をとるなら、高度な知識・技能の情報処理技術者試験がおすすめです。
高度情報処理技術者試験は午前Ⅰ・午前Ⅱ・午後Ⅰ・午後Ⅱと試験がありますが、応用情報技術者試験に合格して2年間は、受験申込み時に申請することで、共通的知識を問う午前Ⅰ試験が免除されるからです。
なので、応用情報技術者試験に合格後2年が過ぎれば午前Ⅰ試験から受けなくてはいけません。
それに、高度情報処理技術者試験に合格すると一時金で10万円が出たり、資格手当で月1万円~3万円上がる企業もあるほどなので稼げます。
資格を取得しても全く何も出ない会社は残念ですが仕方ありません。会社に不満があるなら転職するしかないです。
情報処理技術者試験以外でも、
- プロジェクト管理者系の『PMP』
- データベース(DB)系のオラクルマスター(ORACLE MASTER)
- ネットワーク系のシスコ技術者認定資格、CCNA(Cisco Certified Network Associate)など
- オラクル認定Java資格
などいろいろ価値があるITエンジニア資格はありますが、上級資格は受験料が高いです。というより情報処理技術者試験が安いです。
高度情報処理技術者試験を受けるなら?
高度情報処理技術者試験にもいろいろありますが、受けるならあなたの今後に役立つ試験が良いです。
高度な知識・技能の情報処理技術者試験には以下があります。
高度な知識・技能の情報処理技術者試験一覧
【春実施】
- プロジェクトマネージャ試験(PM)
- データベーススペシャリスト試験(DB)
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
- システム監査技術者試験(AU)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
【秋実施】
- ITストラテジスト試験(ST)
- システムアーキテクト試験(SA)
- ネットワークスペシャリスト試験(NW)
- ITサービスマネージャ試験(SM)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
開発系であればシステムアーキテクト試験、データベースを使うならデータベーススペシャリスト試験を受けるなどのように人によって目指したり受けやすい試験はあります。
個人的には開発者なら『システムアーキテクト試験』は欲しい資格だと思います。
ただ、データベーススペシャリスト試験よりオラクルマスター、プロジェクトマネージャ試験よりPMPなど情報処理技術者試験より評価される方もいるので今後のスキル・会社の方向性を考慮して判断した方が良いです。
受けないのも一つの選択肢
高度情報処理技術者試験をおすすめしたものの受けないのも一つの選択肢です。
受験料は会社が払ってくれるかもしれませんが、不合格・落ちそうなど合格できる見込みがないのであれば正直時間がもったいないです。
昇級に資格が関係なかったり、一時金や資格手当が出ない、上司に何も言われないのであれば受けないのもありだと思います。
私なら自分のスキルを高める、一時金や資格手当をゲットするために受けます。
頑張ってくださいね!